型枠の建込みをしています。枠を起こして固める、コンクリートを流し込むまでの前段階の作業です。
本実(ほんざね)加工といって、杉板の木目をコンクリートに転写する作業では、とても気を使います。
模様がコンクリートにそのまま写る様に設置するため、寸分違わぬ精度と技術が要求されます。
技術の取得は大変でしたが、技能・技術向上に取り組む、自身の成長を感じられるのは嬉しいですね。
先輩が技術を丁寧に教えてくれること、資格を取得させてくれること。
もちろん自分自身で勉強をしなくてはなりませんが、自分のスキルアップのために先輩たちが尽くしてくれることは本当にありがたいですね。
先人達がやってきたことは全てにおいて学べます。歴史と経験を積み重ねてきてこその今の技術がある、そのノウハウは奥が深く、日々勉強だと考えています。どんな仕事にも勉強に終わりはないと思っています。自分ができるまで、とことん勉強していきたいと思っています。そして未来への技術として残していくために、自分なりに工夫をしていく努力も必要です。
やる気とガッツがある人。やる気&元気を持って、いち早く仕事を覚えた者の勝ちです。育てることは私たちの責任ですから、根気強く、その人に合った指導もしていきます。
型枠の仕事がなければ建物は建たない、非常に重要な仕事です。体力的につらいこともあっても、完成した建物を見れば、そんな辛さも吹き飛びますし、本当にやっていて良かったと思います。
やればやるだけ、やりがいが増す仕事です。経験を積むたびに自分の未熟さも理解でき、もっと良くするためにはどうすればいいのかという方向性も見えてくるように。私自身、最初に仕事に携わったときと今では考え方が全く違ってきていますし、仕事に対する思いの強さも違います。だから、まずは続けること。そうすると必ず、道が開けます。
2000年入社
1990年入社
2011年入社
1999年入社
2016年入社